早慶の野球のパンフレットが凄い拡散されていました。

対決の構図が鮮明に描かれており、罵りあいの構図が素晴らしいとの事です。

 ike_150527soukeisen01

 

それにしても、あそこまでバズルか?という感じでしたが

仕掛人も素晴らしいんでしょう。

 

大学スポーツの仕事に関わる人は、

これをきっかけに、自分たちで大学スポーツを盛り上げていく

雰囲気作りが大切のように思います。

 

以前より、大学スポーツは見直されるべき

もっとたくさんの学生に応援されるべき

という論調は今まで多く見て来ました。

 

しかし、大学スポーツの人気は実際のところ下降気味にあると思います。

今までは大学の象徴的な存在であった体育会部員ではありますが、そんなまなざしでみられているのは、ごく一部のトップチームでありトップ選手のみだと思います。

 

体育会独特の縦社会も少しずつ薄れつつあり、バンカラなイメージも無くなって来た気がします。ほんと僕が関わりだしたこの10年弱で大きく変わったと思います。

 

背景的な部分は色々あると思います

先生の体罰指導の問題

  体育会縦社会からおこる一部のいじめの問題

  趣味とか楽しい事の多様化

 

などが大きな理由のような気がします。少しずつ体育会としての個性は薄れ、学生からのあこがれも無くなってきているのかもしれません。

 

一方大学の立場から見ればどうでしょう。スポーツは大学を宣伝してくれる数少ないコンテンツであり、部活動のあこがれて入学してくる学生も少なくはないでしょう。そして今でも体育会での活躍者は、大学から表彰される文化があります。きっても切り離すことができないような存在です。

 

また、スポーツのレベルの部分から見ると大学スポーツはレベルが高く、野球やサッカーではたくさんのプロ選手を輩出しています。レベルが高いスポーツは当然見るに値します。

 

 

でも実際は見られていないし、興味は薄れていっている。

 

 

だから、早慶戦の構図の様に興味を煽る必要があると思うのです。大学スポーツは早慶が引っ張って来たといっても過言でないかもしれません。それはトップ選手を排出する数以上に大学に置けるスポーツカルチャーを“早慶戦”を中心に作って来たんだと思います。

 

そこから“早慶戦に出たいと夢見る子供が生まれ”“早慶戦の舞台に立てて涙する学生が生まれ”“早慶戦を楽しみにするファンが生まれ”“早慶に入れてよかったという学生の愛校心が生まれ”“早慶かっこいいよねという一般人が生まれちゃったりするわけです。

 

実際大学も力を入れているみたいで、私の知る範囲内での早慶戦の予算感も半端ではありません。関関戦や立同戦の比になりません。

 

だれが盛り上げたいのか?

なぜ盛り上げたいのか?

どのようにして盛り上げたいのか?
どの部分で盛り上げたいのか? 

 

大学スポーツを盛り上げたいと言っている人はたくさんいます。でも今回の早慶戦のポスターで感じたのは、ポスター一つでも盛り上げれるということ。この感覚って言うのを忘れてた気がします。

 

小さな仕事、大きな仕事関係ないなと。

常にチャンスはあるし、可能性はある。

 

一つ一つ関わらせて頂いている仕事を大切にして

大学スポーツを盛り上げていく行動をとりたいと思います。