早慶の野球のパンフレットが凄い拡散されていました。
対決の構図が鮮明に描かれており、罵りあいの構図が素晴らしいとの事です。
それにしても、あそこまでバズルか?という感じでしたが
仕掛人も素晴らしいんでしょう。
大学スポーツの仕事に関わる人は、
これをきっかけに、自分たちで大学スポーツを盛り上げていく
雰囲気作りが大切のように思います。
以前より、大学スポーツは見直されるべき
もっとたくさんの学生に応援されるべき
という論調は今まで多く見て来ました。
しかし、大学スポーツの人気は実際のところ下降気味にあると思います。
今までは大学の象徴的な存在であった体育会部員ではありますが、そんなまなざしでみられているのは、ごく一部のトップチームでありトップ選手のみだと思います。
体育会独特の縦社会も少しずつ薄れつつあり、バンカラなイメージも無くなって来た気がします。ほんと僕が関わりだしたこの10年弱で大きく変わったと思います。
背景的な部分は色々あると思います
・
先生の体罰指導の問題
・ 体育会縦社会からおこる一部のいじめの問題
・ 趣味とか楽しい事の多様化
などが大きな理由のような気がします。少しずつ体育会としての個性は薄れ、学生からのあこがれも無くなってきているのかもしれません。
一方大学の立場から見ればどうでしょう。スポーツは大学を宣伝してくれる数少ないコンテンツであり、部活動のあこがれて入学してくる学生も少なくはないでしょう。そして今でも体育会での活躍者は、大学から表彰される文化があります。きっても切り離すことができないような存在です。
また、スポーツのレベルの部分から見ると大学スポーツはレベルが高く、野球やサッカーではたくさんのプロ選手を輩出しています。レベルが高いスポーツは当然見るに値します。
でも実際は見られていないし、興味は薄れていっている。
だから、早慶戦の構図の様に興味を煽る必要があると思うのです。大学スポーツは早慶が引っ張って来たといっても過言でないかもしれません。それはトップ選手を排出する数以上に大学に置けるスポーツカルチャーを“早慶戦”を中心に作って来たんだと思います。
そこから“早慶戦に出たいと夢見る子供が生まれ”“早慶戦の舞台に立てて涙する学生が生まれ”“早慶戦を楽しみにするファンが生まれ”“早慶に入れてよかったという学生の愛校心が生まれ”“早慶かっこいいよねという一般人が生まれ”ちゃったりするわけです。
実際大学も力を入れているみたいで、私の知る範囲内での早慶戦の予算感も半端ではありません。関関戦や立同戦の比になりません。
だれが盛り上げたいのか?
なぜ盛り上げたいのか?
どのようにして盛り上げたいのか?
どの部分で盛り上げたいのか?
大学スポーツを盛り上げたいと言っている人はたくさんいます。でも今回の早慶戦のポスターで感じたのは、ポスター一つでも盛り上げれるということ。この感覚って言うのを忘れてた気がします。
小さな仕事、大きな仕事関係ないなと。
常にチャンスはあるし、可能性はある。
一つ一つ関わらせて頂いている仕事を大切にして
大学スポーツを盛り上げていく行動をとりたいと思います。
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